ラオスの多くの労働者が海外、特に言語が近いタイや韓国へ出稼ぎに行っています。コロナ禍前は約30~40万人のラオス人がタイで働いていたと言われ、2023年7月時点でタイ国内で働くラオス人労働者は約22万4,531人に上っています。この海外労働者の流出は、ラオス国内の労働力不足を引き起こしていると指摘されています。また、ラオスの賃金が低いことが海外への労働力流出の一因となっています。
日本での就労について
ラオスから日本への就労移民もあり、特定技能外国人としての受け入れが進んでいます。日本で働くためのプロセスには、技能試験や日本語試験の合格、健康診断の受診、在留資格認定証明書の申請などが含まれます。ラオス人は日本人と似た気質があり、穏やかで真面目なことが多いとされています。また技能実習生としてもニーズがあり、建設や農業関係の職場への就業が多くなっています。